長期間の交渉と辛抱 その4(全4話)
久し振りの対面で旧交を深め面接に向かった。
型どおりの正確診断等のテストも済ませ事務長からの詳細な採用条件の提示、確認でほぼ希望に近いものが提示され本人も納得の表情次いで、院内案内でも新館の為か明るくきれいな病院に感じた模様で反応は良いように思われた。
結果については、地方都市の紹介先と面接をして判断したいので次なる予定を聞き対応する事になった。
首都圏と地方都市のどちらが希望か確認すると、条件の事もあるが、親御さんが実家出来れば実家に戻る事を規模しているので何ともいえないとの事なので、親御さんともよく話し合い出来れば戻ってあげたらどうか助言をした。
地方都市についても先方担当者と調整し面接日も決まり面接も事無く済み2件の条件も然程の差もない様で、実家へも短時間で帰れることもあり親御さんの意見もありほぼ地方都市への転職を決めたいとの意向を固めたようだ。
しばらくして双方の病院から採用の通知が届き最終判断を確認し、実家に近い所に落ち着きたいとの結論を得、最初の病院へお断りの連絡取り(この時の担当者はいつも何とかならないかとか、条件を上げたらどうか等言われることがあるが、最初から、最大限の提示をするべきと考える)他方地方都市病院は出せる条件を最高提示した事と、実家の親御さんの意向も働き結滞した様に思われた。
今回の紹介は2年越しの交渉となり途中かなりのブランクもあり当人の希望もこれと言った決め手も無く現勤務先での仕事もマンネリ化、経験を経て責任も増しお給料より職場環境とゆったりと仕事をしたいと言う希望の為、退職に関しても決断を速やかにしておれば、給与面では東京の当初の病院では評価があったのだが、しかし、退職後リフレッシュを兼ね海外に行き短時間ではあったが海外の医療施設での体験や気持ちの整理がつき、実家近隣の病院に親御さんの意も汲み安心して仕事に専念できる状況になった事は、長期間の交渉と無理せず希望に沿うよう諦めず最後は親御さんを安心させるように助言した事(親の立場で考えてみた)で今回の紹介が終結を見たことを嬉しく思うと同時に今後の彼女の活躍を期待したい。(完)
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